日本在住の外国人の皆さん、日本でのクレジットカード作成が思ったよりも手軽にできることをご存知でしょうか?
母国でのクレジットカードの申し込みが日常茶飯事でも、新しい国でのクレジットカード作成は難しいと思われがちです。
特に、日本では名前の記入方法や収入証明、さらにはビザの種類によっても申し込み手続きが異なるため、挑戦する前から諦めてしまう方も少なくないでしょう。
しかし、心配は無用です!
この記事を読んでいるあなたは、留学生を含む外国人が日本でクレジットカードを発行する際の具体的な条件、審査のポイント、手続きの流れ、さらにはおすすめのカード会社まで、全ての情報を手に入れることができます。
日本での生活に必須のクレジットカード、その取得方法を一緒に見ていきましょう。
目次
留学生におすすめの学生専用クレジットカード

外国人留学生向けに、特に学生生活にフィットするクレジットカードをピックアップしました。こちらがおすすめの3枚です。
更新時ゴールドランクになる三井住友VISA Debut Plusカード

このカードは日本年齢25歳までの方が対象で、普通のカードと比べポイントが2倍貯まりやすいのが魅力。
年に1回の使用で年会費が免除されるため、年会費無料で利用できます。
これで終わりではありません!
さらに、26歳の時にカードが更新されると、プライムゴールドカードに自動的にアップグレード。30歳になるとさらに高いメリットを持つゴールドカードに自動的にランクアップする特典があります。
カード名 | 三井住友VISAデビュープラスカード |
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国際ブランド | VISA |
年会費 | 年1回以上使用時無料 |
限度額 | ショッピング利用30万円 |
特徴 | 学生だけではなく、18歳から~25歳未満の方なら誰でも使用可能(未成年は保護者の同意が必要) |
18歳〜29歳まで使用可能なJCB CARD EXTAGE

JCB CARD EXTAGEカードは、日本年齢18歳〜29歳まで利用できるカードです。
JCBの利点のあるカードの中で最も良いカードと言えるでしょう。
5年間の年会費無料のため、留学生に適した条件ですし、還元率は加入後3ヶ月間はポイント3倍(還元率1.5%)、4ヶ月から1年間ではポイント1.5倍(還元率0.75%)、その翌年からでは20万円以上使用の際はポイント1.5倍になるなど受けることができる利点が多くあります。
そしてJCBは東京ディズニーランドのオフィシャルカードであるため、ディズニーの特典もあり、さらに国内・海外旅行保険も適用されているので、旅行が好きな留学生をサポートしてくれるカードです。
カード名 | JCB CARD EXTAGE |
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申請条件 | 日本の歳で18歳以上、29歳未満であること |
年会費 | 5年間無料 5年後からは年会費1,250円 |
特典1 | ショッピング保険:最大100万円(日本国外で使用した際に適用) |
特典2 | 海外旅行被害保険最大2,000万円まで |
特典3 | ETCカードの手数料と年会費が無料 |
特典4 | 加入後3ヶ月間ポイント3倍、4ヶ月目からはポイント1.5倍 |
学生専用カード Life CARD

年会費が無料で、他のクレジットカードにはない特典として、自分の誕生日月には還元率が1.5%に跳ね上がるLife CARDがおすすめです。
このカードは日本年齢18歳から申し込み可能です。
カード名 | 学生専用ライフカード |
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国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
年会費 | 無料 |
カード限度額 | ショッピング利用30万円 |
特徴 | 日本の歳で18から申請可能(未成年者は保護者の承認が必要) |
外国人に該当する日本のクレジットカード発行条件

日本でクレジットカードを作成する際には、在留カードや特別永住者証明書など、身分を証明できる書類が必要です。
留学で日本に来る方は、留学ビザを出してくれる学校で説明が受けられます。別の理由で来日される場合は、入局管理局へにて手続きをする必要があります。
学生限定になりますが、クレジットカード申請時には学生証の提示が求められることもあります。
一番心配になる部分は審査基準!

海外では気にならないかもしれませんが、日本でのクレジットカード申請では年収だけでなく、在留期間も大きく影響します。
永住権保持者は問題ありませんが、留学生や一般就労者は、在留期間が短いと審査に通りにくいです。
特に、リボ払い設定時の在留期間が短いと、支払い期間に対して在留期間が足りないため、審査に落ちる可能性があります。
例えば在留期間が2年(24ヶ月)残っていて、リボ払い設定になっているカードを使う場合は支払い回数が27回になるので審査で通ることが難しくなるでしょう。
クレジットカードで決済した総額を毎月固定の金額(5,000円~)に利子をつけて支払う方法。
決済した金額が何十万円が超えても来月請求される金額は、リボ払いで設定した金額のみになるので、学生を含め一般人もたくさん利用している支払い方法です。
※しかしリボ払いは利子率が高いので使用する際は、慎重に決めることをお勧めします。
リボ払いを選ばない場合の審査は、各クレジットカード会社によって基準が異なります。気になるカードがあるなら、ぜひ申し込んでみることをお勧めします。審査に落ちたとしても、将来にマイナス影響が出ることはありませんので、心配無用です。
審査を通過するために知っておくべきPOINT

「じゃあ、在留期間が残り1年しかなかったら申請が出来ないのではないか?」
と思ったそこのあなた!あまり心配しないでください。
以下に、審査通過のためのポイントを紹介します。
身分証明書が複数ある場合、審査に有利
日本では、公共料金の領収書など身分証明のための書類が多く存在します。マイナンバーカード制度が整備されていない現状では、在留カードだけではなく、携帯電話番号や健康保険証、運転免許証などを複数用意することが審査に有利に働きます。
正確な会社情報の記入
日本で働いている場合、クレジットカードの審査に有利ですが、申請フォームに会社情報を正確に記入することが重要です。誤った情報を記載してしまうと、審査落ちの原因になります。
居住地の登録は必須
留学生の場合、学校の寮に住んでいることが多いですが、クレジットカードを申請する際は、必ず住民登録をしておく必要があります。
これにより、住民票を発行でき、審査時の信用度が向上します。
次に、クレジットカードを申請する方法について見ていきましょう。
クレジットカード申請時に必要な条件

クレジットカードを申請するためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 日本で作られた銀行口座
本人が使用したクレジットカードの金額を銀行口座から引き落としするいわゆる自動振替システムです。
本人名義の銀行口座が必要で、信用度の高い金融機関(郵便局、三菱UFJ銀行、SMBCなど)である必要があります。 - 日本の携帯電話番号
日本では、クレジットカードだけでなく、各種申請においてau、ドコモ、ソフトバンクなどの大手キャリアの電話番号が必要です。
固定回線やポケットWi-Fiの申請にも影響します。
携帯電話の新規契約をしたい方の中で固定回線やポケットWi-Fiを同時に使いたい方がいれば、Moshi Moshiで紹介している固定回線とポケットWi-Fiの情報を参考にしてみてください。 - 日本の住所
観光目的ではなく、留学や居住、就労目的であること。未定の場合は、住所が確定してからの申請を推奨します。
もしまだ部屋が決まってない方や申請をしたが、外国人だから審査が通らなかった方は、Moshi Moshiで紹介している冨士イズムに問い合わせをしてみてください。
※冨士イズムは電話連絡は日本語対応のみですが、メールであれば、外国語でも対応できますので、参考にしてください。
これらの条件を満たしていれば、外国人でも日本でクレジットカードの申請が可能です。Moshi Moshiでは外国人が申請可能なクレジットカードのみを紹介しますので、ご安心ください。
外国人が申し込み可能なクレジットカード発行会社情報
カード会社名 |
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三菱UFJニコス |
三井住友カード |
JCB |
Sumi Trust Club |
American Express |
Orico Card |
Life Card |
Cedyna Card |
JACCS Card |
Aeon Card |
SAISON Card |
楽天カード |
エポスカード |
ビューカード |
東急カード |
以上で、留学生や日本に住む外国人の方々が、日本でクレジットカードを申し込む際に必要な情報をお伝えしました。このガイドが、クレジットカードの発行をスムーズに進める助けとなれば幸いです。今後も、皆さんが日本での生活をより充実させるための役立つ情報を提供できるよう努めてまいります。
ご不明点や質問がございましたら、お問い合わせフォームから直接ご連絡ください。
お読みいただき、ありがとうございました。