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留学生が気になる日本の留学ビザについて

世界を広げ、新しい分野で自分を試したいと思っている人は、留学という選択肢を考えることがあります。この記事では、日本での語学学習や新しいキャリアパスを探求することを目指す方向けに、日本語学校や4年制大学への入学を目指す際に必要な留学ビザに焦点を当てて解説します。

留学ビザとは?


留学ビザとは、日本の大学、高等専門学校、高等学校、特別支援学校などで教育を受けるために必要な在留資格です。
このビザは、学ぶ活動を目的として発行され、入学がその基本条件になります。

日本に留学準備

海外からの留学は、ただ学校を選び入学するだけでなく、入学試験への合格が求められることが一般的です。日本語学校では異なるケースもありますが、日本の4年制大学への進学を目指す場合は、日本語能力の証明が必要不可欠です。多くの場合、JLPT N1の合格が入学の条件となりますが、N1レベルであっても実際に日本での学校生活を送る上での言語使用は容易ではないというのが実情です。このため、多くの学生が入学前に日本語学校で学習する道を選びます。

読者の皆さんは留学の準備のどの段階にいますか?私自身、日本語学校での8ヶ月間の学習を経て、専門学校への日本語試験に合格し、2年間の学校生活を経験しました。
これから日本語学校へ行く方や、すでに日本語の勉強を初めている方であれば、この記事を読んでみるといいでしょう。また、まだ日本語の勉強を始めていないけど、日本の大学に行きたいと思っている方は、日本語をまず勉強することを強くおすすめします。

学校を選択する

日本国内には地域ごとに様々な特色を持つ教育機関が存在し、学問の分野によって特に認知度や実績の高い学校が異なります。大学進学を目指す方は、自分の学びたい分野においてどの地域のどの学校が最も評価されているかを調査することが大切です。
※もし選択に迷う場合は、いつでも質問していただければ、現地の最新情報を提供することが可能です。

日本語学校を検討している方は、学校卒業後の進路を先に決めておくことが重要です。多くの日本語学校では、言語教育の質に大差はないため、その後の進学やキャリア計画に合わせたサポート体制が整っているかどうか、寮施設の有無なども含めて検討すると良いでしょう。

書類を準備する

日本語学校への入学を希望する場合は、母国にいながらインターネットでの事前申込みが可能です。申込み後、必要書類をメールで受け取り、指示に従って記入・郵送し、入金を済ませます。学校側が書類審査を行い、問題なければ学校から直接入国管理局に留学ビザの申請を代行してもらえます。
大学進学の場合は、学校によって入学手続きが異なるため、各大学のホームページで詳細を確認し、保護者の経済状況証明や直接来日しての面接が必要な場合もあることに注意が必要です。

ご存知のように、学校の入学は年間定められた期間に入学をするため、学校側から、決められた期間内に書類や入金をしなければならず、その日程に合わせて行うことができれば問題なく入学することができるという点も忘れないでください。この部分においては韓国よりも厳しいという事実も事前に申し上げておきます。

留学ビザの発給は学校側が代行してくれる場合が多く、本人の過去の履歴が問題ない限り、通常発給されます。
しかしながら、学校によってはビザ申請を学生自身が行う必要がある場合もあります。

留学ビザの申請には約2ヶ月かかるため、期間を考慮して計画的に進めましょう。
稀に「90日ノービザで滞在できるからその時に申請すればどうにかなる」と思っている方がいらっしゃいますが、留学ビザは申請後約2ヶ月かかります。
ビザを発行できなかった場合、学校に通うことができないことよりも日本にいること自体ができなくなるため注意が必要です。

学校によってはビザ発給後に入学を許可するケースもありますので、事前の確認が大切です。

次に、留学ビザの有効期間に関する詳細を説明します。

留学ビザの期間について


留学ビザの有効期間は、短期間の3ヶ月から最長で4年3ヶ月までの範囲内で設定されます。留学先の学校により留学期間が異なるため、ビザの期間も学校に通う予定の期間に基づいて決定されますが、場合によっては期間が短めに設定されることもあります。更新が必要な時期には、余裕を持って申請手続きを行いましょう。留学ビザの発給期間には個人差があり、自動的に長期間が保証されるわけではないため、期間終了の3ヶ月前から更新手続きを開始することが推奨されます。公欠扱いでビザ申請のための欠席が許可されることもありますが、この制度の悪用は避けるべきです。

最後に、留学生活を支えるアルバイトについて説明します。

アルバイトをする方法

学校生活も重要ですが、毎回母国からお小遣いをもらいにくく、自分の力で得たお金で勉強したい情熱的な学生の方々のために、留学ビザで滞在している方がアルバイトをする方法について紹介してみましょう。

資格外活動許可

留学生が日本でアルバイトをするには、「資格外活動許可」という手続きが必要です。この許可は出入国管理局で申請し、留学ビザを持つほぼ全ての人が対象となります。学校側の反対がなければ、審査を通過しやすいのが一般的です。

アルバイトをする場合、週28時間以内の勤務が原則です。これは、留学が主目的であり、アルバイトはその補助であるためです。また、特定の業種、例えば風俗関連などの公序良俗に反する業種での就労は許可されていません。

詳細については、以下のルールを確認してください。
資格外許可の活動の詳細

資格外活動許可を適切に管理しないと、ビザ更新時に問題が生じる可能性があります。現在、この問題で更新に失敗する留学生が増加傾向にあるため、注意が必要です。
許可を受けた場合、パスポートに証印シールが貼られ、資格外活動の期間が明記されます。この期間もしっかり確認しておきましょう。

留学ビザとアルバイトの許可を適切に管理することで、留学生活をより豊かで充実したものにすることが可能です。留学生活を全力でサポートする体制が整っていますので、不安や疑問があればMoshiMoshiへ遠慮なく相談してください。

日本に留学を考えているすべての方に

私は、日本語学校から始まり、現在では日本で勤務をしています。
改めて感じますが、日本で日本語の実力がつけば、それだけできることも増えるということを大変強く感じます。
特に、日本に滞在する間は、なるべく母国語を使わずに生活することをおすすめします。実際に言語を積極的に使うことで、その言語の習得はより効果的になりますが、逆に母国語を頻繁に使ってしまうと、不自然な発音や文章が身についてしまう恐れがあります。もちろん目標はそれぞれ違うので、全ての方にそうしてください!とは申し上げにくいのですが、自分の専門性を日本語で活かしたい方は、ぜひ日本語のみの環境での生活を心がけてください
1年間継続して日本語を使用すると、たくさん自分自身の変化を感じることができます。
これからも、皆さんが日本で充実した生活を送るために役立つ情報を提供していきたいと思います。
この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。